Hタイプの施工方法
- 1.母材穿孔
- 使用するアンカー筋に対するケミカルアンカーおよび穿孔径、深さは仕様等により定められた寸法を厳守して下さい。
- 穿孔は、原則として取付面に対して直角に行うものとするが、やむを得ず傾いた場合でも最大15゜以内として下さい。
- 2.孔内清掃
- 穿孔後は孔内の清掃を必ず行い、切粉等を除去して下さい。孔底の切粉はブロアー、エアーガン等で吹き出し、または掃除機等で吸引して取り除いて下さい。孔側壁の切粉は専用ブラシでしっかりとこすり落として下さい。清掃手順は、「切粉の取り除き→ブラシがけ→切粉の再取り除き」の順序で、切粉の残留がなくなるまで行って下さい。孔内に切粉が残っていますと接着強度が落ちる場合があります。
- 泥水、油等の孔内への混入物はすべて取り除いて下さい。
- 3.穿孔深さ確認
- 穿孔径、深さを計測し、適切であるかを確認します。カプセルの挿入前にアンカー筋を穴に挿入し、マジック、テープ、チョーク等にて埋込深さのマーキングをアンカー筋に施して下さい。
- 4.カプセル挿入
- 所定のサイズのケミカルアンカーを孔内に挿入します。挿入前にカプセル内の樹脂の流動性を確認し、異常のあるものは使用しないで下さい。
- 5.アンカー筋の埋め込み
- 適正能力の埋込機械にアンカー筋をアタッチメント等にて連結し、アンカー筋に回転・打撃等を与えて、カプセルを撹拌・混合しながら穴底まで埋め込みます。
- アンカー筋が穴底に到達した(アンカー筋のマーキング位置がコンクリート面に達した)時点で機械をただちに停止させ、埋込み作業を終了します。
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アンカー筋が穴底に到達した後アンカー筋の回転を続けると、孔内の樹脂混合物が穴の外に出て充填不良による強度低下や、回転中に樹脂の硬化が起こる等の施工不良を招きますので、過剰な撹拌作業は絶対に行わないで下さい。
ボルト形状
回転・打撃方式で施工するRタイプ(RM・H・RE・RAも同様)のアンカー筋は図のような先端ナナメ45°の形状のものを使用します。
アンカー筋の種類には、ネジボルト、異形棒鋼があります。

硬化時間
| 温 度 | -10℃ | 0℃ | 10℃ | 20℃ | 30℃ |
|---|---|---|---|---|---|
| 硬化時間 | 32時間 | 8時間 | 2時間 | 30分 | 15分 |
施工後の養生は気温を目安に表を参考にして行って下さい。
この硬化時間は、最大強度の8割が発現する時間です。
水中では約2倍の硬化時間が必要となります。
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